9月の連休、かねてから行ってみたいと思っていた大雪山系へ行ってきました!
登ってきたのは、旭岳と黒岳
シルバーウィーク特別号として、登山紀行5・6合併にしようかとか考えていましたが、
写真が多くなりすぎてしまうので通常運転で書くことにします
それでは、まずは北海道最高峰の旭岳から!
2290メートルという標高ですが、麓の旭岳温泉から出ているロープウェイで5合目の姿見の池まで上がることができます
下から登るルートもありますが、ありがたく使わせてもらうことにしましょう
連休の初めは雨だったので、18日に家を出て車中泊をしながら色々寄り道をして雨雲をやり過ごすプランで、20日の夕方に無事に旭岳温泉に到着したのでした
ゆっくり温泉につかってから、次の日朝一で旭岳にアタックです!
この時はまだ山の上半分が雲に覆われていましたが、夜にふと目が覚めて空を見てみると…
うおー!!!
すごい星空!!見えすぎて星座が分からん!
普通に天の川も見えてます
何気に初めて見れたので感激!
明日は朝早い予定なのに、三脚据えて夢中で撮影してしまいました(このとき朝の4時前)
そして迎えた朝
見事な青空が頭上に広がっています!
よし、計算どうり( ̄ー ̄)ニヤリ
ロープウェイで登った5合目からの景色がこちら
ホントに思惑通りうまく晴れ過ぎて、少し怖いぐらいでした
それではここから、ひんやりしっとり朝露に濡れた姿見の池周辺の様子をご覧ください
出迎えてくれたのは魅力的なブルーのエゾオヤマリンドウ
見頃としては終盤ですが、秋の情緒たっぷりです
朝陽にきらめく雫たち
こちらのカット、旭岳で一番お気に入りかもしれない
朝露きらめく世界が本当にきれいでした
日本で一番早い紅葉となる旭岳
5合目では大きな木はもうほとんどないので、足元の高山植物がその主役です
色とりどりで、遠目から見れば花畑みたいにも見えます
小さなコケモモには、これまた小さなかじり痕が
姿見の池だけでなく、いくつかの池・沼が点在しているので、それらを秋色の風景に取り込むのが楽しかったです
角度や光線によって表情をがらりと変える水の表現は飽きませんね
これもお気に入り
今気づいたけど、完全に某発泡酒○麦カラー(笑)
そして、姿見池に映る旭岳!
風向きが逆だったらきれいに山の姿が見えたけど、この天候で文句は言えません
ここから本格的な登りがスタートします
6合目で、もうほとんど植生は無くなってしまいます
眼下に広がるモザイク状の紅葉を眺めながらの登山になります
なんか点在する湖沼と針葉樹の感じとか、日本じゃないみたいな景色ですよねー
下から見てた噴煙はもう遥か下に
ここで8合目ぐらいだったかな
雲より高くまできましたー
やっと9合目
あとひと踏ん張りです
うぉっし!旭岳登頂!
山頂からの景色は噴煙と雲に阻まれてしまいましたが、道中の見下ろす景色は本当にきれいでした!
ここから、ほかの山々や次に行こうと思っている黒岳へと縦走するコースに繋がっていくんですが、本気登山装備必須となるので、また次の機会そして頼りになるメンバーがいればということで(^^♪
下り道で、雲がさぁーっと斜面を駆け上っていくのとすれ違いました
それまでポカポカ陽気で汗かきまくりながら進んでたのに、瞬間的に「寒っ」ってなります
山は油断しちゃだめですよー
そんなこんなで無事に下山して戻ってきた5合目ロープウェイ乗り場
まだまだいい天気で、夫婦池と空の青さが際立っていました
ハイマツ林で、ホシガラスとギンザンマシコという鳥を小一時間探してみたけど、この日は出会えず
それだけが残念でしたが、旭岳たっぷり満喫できました!
でも一回で満足なんてできない素晴らしいフィールドです
今回は紅葉でしたが、また季節を変えて来てみようと思います
さてさて、次は黒岳に登るため、層雲峡へ向かいます
では、次の記事で
Y. Kishimoto
by yasu_kishimoto
| 2015-10-07 23:09
| 登山